水間孝太（水間bros兄） · 24日 10月 2022

【 FIELD REPORT 2022 vol.6 】

10月も半ば、まさに秋ど真ん中といったところですが皆さまいかがお過ごしでしょうか？

バスフィッシングには季節ごとの所謂シーズナルセオリーなるものが存在していて、人それぞれ得意な季節があるかと思いますが、僕としては秋はそんなに得意なイメージが無いです。

なぜなら秋のパターンを噛み砕いて考えると

・フィールド全域が適水温になる

・魚が散る（場所に依存しない）

・魚を効率よく探す釣りが有効になる

"魚を効率よく探す釣り＝巻物" がやはり定説であり、これが得意な人は秋に強いイメージがあります。自分はどちらかというと線より点の釣りの方が精度が高く、秋という季節にはまだまだ沢山の課題があります。

とはいえ、秋を点の釣りで攻略する方法もいくつかあります。そこで "ターンオーバー" という秋特有のファクターを考えます。

まさにこの10月半ば過ぎから見られる朝と夜の気温差によって起こる水質悪化。こうなると秋といえども魚の活性が高い場所=水がいい場所=ターンオーバーが起こらない場所=シャロー&水の動く場所というように、エリアをかなり絞ることができます。経験上そういった所謂一級スポットの魚は高確率で怪物&天才率が高いです。

さて、9月からここ最近にかけて前述のパターンで魚を探し、記憶にも記録にも残る最高の魚達と出会うことができました。やはりどの季節においても何か一つ自分の武器となる釣りを極めることは改めて大事だなと感じました。