· 

【 FIELD REPORT 2022 vol.1 】

3月中旬、厳しかった冬が嘘の様に突然最高気温が20度を越える1週間がありました。おそらく東海エリアの殆どのバスアングラーがこのタイミングでシーズンインされたかと思います。

 

一年で一番のビッグイベント「スポーニング」を控えたバス達は、所謂 "三寒四温" と共に浅場に差してきます。そしてこのタイミングは大きい個体から順に始まるという定説があり、第一陣のビッグバスを仕留める為、例に漏れずこのタイミングで今年も完全に戦闘モードに入りました。

 

さて、スポーニングが始まる前の魚を探すのは簡単ではありませんが、まずは理論的に春のバス釣りを考えてみましょう。

 

①場所

やはり産卵に向けての餌がとれて尚且つ気温の変化に対応しやすい「地形変化」に拘るのが1番の近道かと考えます。そしてハードボトムがマストです。

 

②釣り方

これも定説としてはやはり「中層の釣り」と言われており、昼夜の気温差が激しいこの季節ならではの考え方で、冷たい水は沈み暖かい水は浮く、この水温の境目に魚が浮くと考えられています。リザーバー等で有名なミドスト等はそれの代名詞ですが、今回はよりイージーにレンジをキープできるサスペンドミノーをチョイス。

 

③実践

大江川。五三川より明らかに個体数が少なくチャンスもそれに比例して厳しいですが、何よりその難易度からか人が少なく落ち着いて釣りができるメリットがあります。

この日は三寒四温の「温」に絡む大潮の所謂Xday。ディープ隣接のシャローをひたすらランガン。ボトムに当たらない程度のレンジコントロール、杭等の縦ストに当てたら止めるスローめなルアーアクションで攻め抜くとズドン。教科書通りの春の一撃に出会うことができました。

 

 

今回はとにかく場所を見極めるためランガン重視で「STINGRAY」を使用したコンパクト装備。

 

しかしこれから季節が進むとより釣りが細分化されるので荷物が確実に増えます。そんな時は自分は迷わず「CAIMAN」

 

自分なりの釣り方+タックル+装備を追い求めていくのがまさにバス釣りって感じで最高に楽しいですよね。さぁ今年も最高のシーズンにしましょう!!皆様からの春バス報告もお待ちしておりますよー!!